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サクセスに学ぶ

第3回 「スーモキャラクター」

キャラクターのプロフィール

スーモ
© Recruit Sumai Company Ltd.

スーモ

シャイでまじめで勉強熱心で、でもちょっとオッチョコチョイ。宇宙植物を育てることが趣味。

出身:スーモ星(木星の近くにあり、地球からも時折チラ見できる)
年齢:10030歳(地球年齢でいうところの約30歳と推定される)
性別:オスーモ(♂)
好きなアイドル:スモミちゃん(スーモ星のファッションモデル)

ドンスーモ
© Recruit Sumai Company Ltd.

ドンスーモ

スーモ星のイタズラグループ「ドンスーモ一家」のボス。小さい頃から「ドンスーモ」と呼ばれるほど、悪ガキスーモでイタズラ好きなヤツ。帽子と靴にはこだわるオシャレさんでもある。

・ドンスーモ一家のおきて
第一don. 俺様の言葉は絶対だ。黙って俺様についてこい。
第二don. 困らせるだけのイタズラは二流だ。楽しませろ。
第三don. オシャレには常に気を使え。クールに決めるのだ。
第四don. 日々の積み重ねが己を鍛える。一日一イタズラ。
第五don. コーヒーはブラックで飲め。カフェオレもうまいけど。

ドンスーモ一家
© Recruit Sumai Company Ltd.

スモミ
© Recruit Sumai Company Ltd.

スモミ

スーモが大ファンである、スーモ星で人気のファッションマガジン「スモッシィ」の専属モデル。実は過去にスーモと同級生だった。

職業:ファッションモデル
性別:メスーモ(♀)

キャラクターがつくられた背景

SUUMOは、リクルートが運営する不動産・住宅関連の総合情報サービスです。従来、賃貸領域は「フォレント」、売買領域は「住宅情報」、注文住宅領域は「HOUSING」、リフォーム領域は「Goodリフォーム」など、各住宅領域ごとに個別ブランドのサービス展開がされていましたが、2009年に「SUUMO」という一つのブランドに統合されました。

人々の人生における住み替えのタイミングにおいて繰り返し利用されるブランドを目指し、誰にとっても親しみやすいブランドイメージを醸成するために、ブランドシンボルのマスコットキャラクターとして「スーモ」というキャラクターが誕生しました。

ブランド誕生以降、幅広い方々に「SUUMO」というブランドを知っていただき、興味関心を持っていただくために、物件情報や住まい探しにまつわるノウハウ・お役立情報だけではなく、住まい探し検討中以外の人でも楽しめるような、キャラクターにまつわるマンガ・ゲーム・絵本・動画などの様々なコンテンツが展開されています。

認識性、差別性のために工夫されている点

まず、「スーモ」のキャラクター設定の特徴として挙げられるのが、動物などのキャラクターとは異なり、スーモ星人(宇宙人)という存在自体がオリジナルな設定のキャラクターということです。体型も特徴的で、正円に近い体型に黒い手足と丸い目がついているだけという非常にシンプルな形。結果的に、このシンプルでユニークな体型が、子どもや女性を中心に幅広い方々に親しみを持たれている理由かもしれません。体の触感についても、ふさふさ?、もふもふ?しており、思わず触りたくなるような毛並みとなっています。

パパスーモ ママスーモ
© Recruit Sumai Company Ltd.

ブランド認知を保つために展開されている施策

幅広い方々へ「SUUMO」というブランドに関心を持っていただくために、テレビCMや電車内広告、インターネット上の動画広告等、各種プロモーションコンテンツ内にスーモくんがSUUMOブランドのキャラクターシンボルとして登場しています。過去においてはスーモくんの絵本やスマートフォン向けゲームアプリなど、さまざまなユニークな施策も実施されてきました。また、プロモーション上のコンテンツ以外にも、スーモくんのぬいぐるみ、ボールペン、メモ帳などのオリジナルグッズが、キャンペーンのプレゼント用グッズや、不動産店舗やモデルルーム等の接客スペース用グッズとして展開されています。

各種SNS公式アカウントも運営されています。Twitterでは、スーモくん自身が日常生活のつぶやきを投稿し、FacebookではSUUMO編集部がスーモくんのオリジナル4コママンガや各種キャラクターコンテンツを投稿、Instagramでは、テーマ性のある住まいや暮らしの中にスーモくんが登場した写真が投稿されています。このようにブランドを人格化したコンテンツやコミュニケーション自体も、スーモのキャラクターのオリジナリティを活かした展開の一つです。

キャラクターがつくられてから今までの転換点

スーモ相関図

ブランド誕生以降、スーモくん以外にも、さまざまなキャラクターが誕生してきました。スーモくんは子どもや女性の方々を中心に高い好意度を獲得していましたが、新たに男性層のファン獲得を目指して誕生したのが、「ドンスーモ」というキャラクターです。キャラクター設定も、スーモくんの、おっちょこちょいでかわいらしい性格とは反対の、男気あふれるボスといった設定で、ドンスーモ誕生以降、男性層のキャラクター好意度が向上しました。

ドンスーモ一家
© Recruit Sumai Company Ltd.

また最近では、大工さんの父親とプランナーの娘という建築親子の「ツクモ親子」という新しいキャラクターが誕生しています。ちなみに、プランナーの娘は学生時代、スーモと同級生という設定となっています。

スーモのキャラクターたちはそれぞれさまざまなキャラクター設定がされています。「ドモモ4兄弟」は引越しベンチャー企業を運営しているというキャラクター設定です。実際、SUUMOのテレビCMにおいても、スーモくんが引越をするシーン等に登場し、荷物をダンボールで運んでいます。

ドモモ4兄弟
© Recruit Sumai Company Ltd.

ネット時代を迎えてからのキャラクターの存在意味

インターネットが浸透している現在において、キャラクターの存在自体がブランドイメージに与える影響は大きいと感じています。ブランドシンボルとなるキャラクターが人格を持ち、インターネットを介して人々とコミュニケーションを行うことによって、ブランドと人々との間に接点が生まれ、ブランド自体が人々にとってより身近な存在になってきているのではないかと思います。それが、インターネット時代ならではのキャラクターの存在意義だと思っています。

従来の広告手法のみでは、商品やサービスを実際に使わないとそのブランドとの接点がなかなか生まれずらく、ブランドイメージが浸透していかないのが実情だと思いますが、インターネットを介して、毎日キャラクターが情報発信し、話題化がされることによって、人々にとってより身近で親しみやすい存在になることが可能になるのではないかと思います。実際に、ブランドが運営するSNSアカウントを通して、そのブランド自身のパーソナリティーや人格が発信されるようになると、ユニークな話題と共にイメージ醸成にもつながり、親近感などを得られるようになりますよね。キャラクターも、その構造において、ブランドのユニークネスを最大化することができる1つの可能性として考えられるのではと思います。

ドンスーモ一家
© Recruit Sumai Company Ltd.

今後貴社のキャラクターに対して期待されること

もちろん、既存サービス領域におけるSUUMOというブランドの認知やイメージを維持、向上していくためのシンボルとして、さまざまなコミュニケーション施策上で、スーモくんは登場していくことになると思いますが、もしSUUMOが今後、新しいサービスや新しい事業領域の拡大を検討することがあった際に、キャラクターが新しいサービスの認知拡大等において、役に立つことが出てくるかもしれません。

スーモ
© Recruit Sumai Company Ltd.