外国人の名前を漢字に!命名サイト「八泉(はちせん)」の新キャラクター「狐八」をレポート

キャラクター活用

株式会社泉壽(せんじゅ)が運営する外国の方向けに氏名を漢字に変換する新サービス「八泉(はちせん)」のキャラクター『狐八(こはち)』をピーアールハウスが制作しました。

TCF WEBZINEでは、狐八の制作背景やキャラクターを使ったビジネス展開を、代表取締役社長の小泉慶展さんにインタビュー!

 

【名前や好きな言葉をアクセサリーに】

同社が製造する「字札」(Azanafuda)
(※)「字札」(Azanafuda)は株式会社泉壽の登録商標です ©senjyu

株式会社泉壽は、東京の北区中十条に店を構え、「字札(Azanafuda・登録商標)」を手掛けるアクセサリーメーカーです。

「字札」とは、名前や好きな言葉などを切り抜いて、ステンレスを切り抜いて作るオーダーメイドの金属アクセサリーのことです。切り抜くのは、漢字、平仮名、カタカナ、アルファベットなど。

外国の方のファンも多く、例えば「ドナルド」という名前を「怒成渡」といったように、自分の名前を漢字に変換させ、「字札」を作られるケースが増えています。国内はもちろん、外国の方からも支持を集める注目の商品なのです。

同社の特色は、アルファベット表記の外国人名を漢字名に変換する独自システム「漢字名・命名システム」を導入している点です。漢字で表記された名前は日本をより身近にし、それがアクセサリーになれば、「自分だけの大切な思い出」となるのです。

外国の方に向けの漢字命名サービスサイト「八泉(はちせん 英語名:EIGHT FOUNTAINS)」(左)と入力フォーム画面(右) ©senjyu 

 

「日本人が自分の子どもに名前をつけるとき、幸せを願うのと同じように、外国の方にも希望の詰まった漢字名をつけてあげたい」と、社長の小泉さん。

そのような想いから、同社は2021年1月から外国の方に向けたの漢字命名サービスサイト「八泉(はちせん)」の運営を開始しました。

「八泉(はちせん)」の紹介ポスター。初めて漢字で命名したい人や、違う漢字に変更したい人の場合、「氏名・国籍・性別・生年月日・どの運勢を大切にしたいか」を記入して送信する。(※画像をクリックすると「八泉」のサイトページが表示されます)

このサービスは、前述の「漢字名命名システム」のノウハウを活用しています。

フォームから英語名を入力し、漢字名に込めたい八運(家庭運、仕事運、財運、健康運、恋愛運、名誉運、人気運、成功運)から1つを選択すると、無料で漢字名が作成され、オリジナルの名前鑑定書が発行されます。ただ漢字を当てるのではなく、願いを込めた漢字名を世界中の人が作成できる新しい取り組みなのです。

そんな「八泉(はちせん)」の顔として採用されたのが、新たな公式キャラクター「狐八(こはち)」です。

 

【キャラクターに込めた数々の想い】

「八泉(はちせん)」ページにアクセスすると、こちらのgif動画が再生されます! ©senjyu       

「狐八(こはち)」が誕生した背景には、泉壽の本社があり、社長の小泉慶展さんの地元でもある北区十条・王子界隈の伝統的なお祭りが関係しているのです。当地には民話『王子の狐火』で有名な「王子稲荷神社」があり、毎年大晦日から元旦にかけて狐の装束を身にまとい、行列をつくって神社に向かって行脚する伝統行事「王子 狐の行列」が行われます。

これに長年親しんできた小泉さんは、地域の活性化に貢献したいという想いから、“狐をモチーフにしたキャラクターを作る”という着想を得ました。これが今回のキャラクター制作の起点となったのです。

狐八(こはち)は“みんなに最高の名前をつけるために天から舞い降りた神の化身”。裃(かみしも=武士の中礼服)を身にまとい、右手には大きな筆を握ったその意匠は、和の要素を最大限に表現しています。また、袖に描かれる市松模様は、東京オリンピックのエンブレムを意識したものです。

狐八(こはち)は意匠のユニークさや隈取を施した凛とした表情で、クールジャパンテイストを全面に表現したデザイン。日本人だけでなく、日本の歴史や文化に興味を持つ外国の方にも愛されるキャラクターとなること間違いなしです。

ちなみに、キャラクター「狐八」(こはち)の「八」や、サービス名の「八泉」(はちせん)の「八」は、先述の八運にちなんでいますが、これは8月8日生まれの小泉さんお気に入りの数字。狐八(こはち)の隈取も、「八」と「運」をデフォルメしたものです。

 

【狐八(こはち)の活用シーンを見に行きました!】

「第64回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー」会場の様子

サイト上ではすでに大活躍の狐八(こはち)ですが、ついにリアルでの初お目見えが行われると聞き、今回「第64回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー」にやって来ました!

大規模イベントで一際目立つ狐八のパネル!

こちらが泉壽のブースの様子。普段はサイト上でしか見ることができなかった狐八(こはち)が、パネルになって来場者をお出迎えしています。大人の腰より少し高いほどの大きさになった狐八(こはち)の姿は、なかなかのインパクト。他の企業が自社商品を並べる中、狐八(こはち)のパネルだけが置かれた泉壽ブースは一際目立っていました!

ブースでの商談を済ませた小泉さんに、早速狐八(こはち)の活躍を伺いました。

──ついにリアルなお目見えになりましたね。狐八(こはち)誕生までの過程や出来上がりのご感想をお聞かせください。

「最初からイメージがカチッと決まってたわけではないので、デザイナーさんとのやり取りの中で段々と自分なりのイメージがわいてきました。それからデザイナーさんに要望を伝えたりして、結果的にはすごく良いキャラクターができたと思います」

──狐八(こはち)の反響はありましたか?

「お客様に向けて大々的にPRしたのは今回が初めてですが、身内の反応は悪くはないですね。最終的にこれを外国の方に広めて、どういうイメージを持ってもらえるかが一番肝心なので、これからどうなっていくのかという感じです。でも、日本的な雰囲気は間違いなくあるので、外国の方が食い付いてくれると思います」

泉壽ブースでインタビューに応じる小泉さん(奥)

──外国の方が集まる場で早くPRしてみたいですね!

「地道に外国の方が集まるお店に八泉(はちせん)のサイトのQRコードを置かせてもらったり、外国の方が見る日本の求人誌に広告を載せる予定です。また、これはできるかどうかは分かりませんが、オリンピック開催時に、外国の方用のプレスが集まるコンベンションセンターにQRコードを置かしてもらえないか交渉しています」

──狐八(こはち)を用いた今後の展開は?

「まずサイトのメインキャラクターとしてPRして、そのあといろんな企画でサイトに狐八(こはち)を登場させる予定です」

 

【想いや文化を反映するからこそ、キャラクターは愛される】

狐八(こはち)は地元の伝統行事にインスパイアされ、制作の過程でイメージをすり合わせながら誕生しました。キャラクターの制作は、企業の想いや所在地域の環境によって培われた文化が色濃く反映されることがあります。そうした、キャラクターは企業の内外から愛着を持たれ、企業や提供するサービスのブランディングに貢献してくれるのです。

今年産声を上げた新しいキャラクターである狐八(こはち)は、今後小泉さんの想いとともに、日本から海を渡り、世界中の人に泉壽の魅力を届けていくことでしょう。これからの狐八(こはち)の活躍が楽しみです!

TCF WEBZINEは、企業キャラクターのブランディングやキャラクター制作に貢献できるメディアとして、今後とも努めてまいります。

今回のキャラクターを担当した作家の他の作品を見る▷

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