パリへ旅した気分を味わうコラボ企画「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」開催
フランス生まれの絵本の作者とフランスでの経験豊富な東京料理長 杉本 雄氏のコラボレーションによるアフタヌーンティーやオリジナルメニュー、 帝国ホテルを舞台に描き下ろしたオリジナルアート作品の展示もあります。
期間:2021年7月1日(木)~2021年8月31日(火)
株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(所在地:東京都港区、代表取締役:大竹 健)は、マスターライセンスを保有する「リサとガスパール」の、株式会社帝国ホテル(所在地:東京都千代田区、代表取締役:定保 英弥)帝国ホテル 東京とのコラボレーション企画「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」を、本年7月1日より開催する事を発表しました。
リサとガスパールはフランスの絵本に登場するキャラクターで、その作品はこれまでパリをはじめ世界各国を舞台にして描かれてきました。リサはおしゃまな女の子。ガスパールはやさしくて、ナイーブな男の子。二人は、遊ぶときもいたずらするときもいつも一緒です。
本企画は、『リサとガスパール』の作者であるアン・ゲオルグ夫妻と帝国ホテル 東京料理長 杉本 雄氏のオンライン対談により実現いたしました。作画を担当するゲオルグ氏が「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」というオリジナルストーリーをもとに作品3点を描き下ろしました。
また、本場のフランス料理を学ぶために渡仏し、フランスを中心に13年間を過ごした杉本料理長は、フランス語で自ら作者と対談を行い『リサとガスパール』の世界観から本企画でご提供するメニューを考案しました。
「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」では、杉本料理長の考案したアフタヌーンティーやオリジナルメニューをご提供するとともに、描き下ろし作品の展示も行います。
【オリジナルストーリー】概要:「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」
帝国ホテルに遊びに来たリサとガスパール。ホテルに入るとまず目に入ったロビーのバラにうっとり……。
チェックインを済ませたリサとガスパールは、レストランへ。いたずら好きな2人は、キッチンへと探索を始めます。
ある銀の扉を開くとそこには、おいしそうな料理やデザートを作るフランス語を話すシェフが。シェフに料理の作り方を教わりながら、リサとガスパールはアフタヌーンティー作りに挑戦します。
【『リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!』企画 概要】
期間:2021年7月1日(木)~2021年8月31日(火)
▶帝国ホテル東京のHPはこちら
インペリアルラウンジ アクア(本館17階)
リサとガスパールのアフタヌーンティー 旅“TABI”PARIS-TOKYO
パリ生まれのスイーツや料理をお楽しみいただけるアフタヌーンティーです。期間中は、オリジナルストーリー「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」をもとに描き下ろされた作品2点を展示します。
アフタヌーンティーに込めた想い(東京料理長 杉本 雄)
フランス・パリに暮らすリサとガスパールのために、パリ生まれのスイーツや料理を、作者との対談の中で一緒に作り上げたアフタヌーンティーです。私自身のパリ時代の思い出や、今回のコラボレーションでご縁をいただいた作者ご夫妻への想いも込めて仕上げました。
自由に海外旅行することが叶わない今、東京・日比谷からパリへ旅したかのような気分を味わって欲しいと、この「旅“TABI”PARIS-TOKYO」というタイトルをつけました。その世界観をご堪能ください。
時間 | 11:30~19:00(ラストオーダー17:00) |
料金 | 7,150円(消費税込、サービス料別) |
予約・問い合わせ | 「インペリアルラウンジ アクア」03-3539-8186(直通) |
メニュー | 写真は2名分 |
[スイーツ(上段)]
・ヘーゼルナッツのサントノレ
パリのお洒落な大通りにあるスイーツ店で生まれたことからこの名が付けられたというサントノーレ。長いサントノーレ通りを散歩するリサとガスパールをイメージしています。ヘーゼルナッツのプラリネを使ってスタイリッシュなスティック状に仕立てたパイに、マスカルポーネとホワイトチョコレートのクリームをのせ、リサとガスパールをかたどったチョコレートをのせて仕上げました。
・カヌレ(※)
ボルドー発祥のフランス菓子。リサの住む現代美術館にほど近く、杉本料理長がフランス滞在時に住んでいた家の近所でもあった、カヌレで有名な老舗パティスリー「ストレー」が忘れられず、当時への思いを込めて作りました。
※卵の黄身、バター、牛乳、薄力粉、砂糖などの材料にラム酒等で香りを加えて焼き上げたフランスの伝統菓子。
・オペラ
パリ発祥スイーツの代表格であるオペラ。層をなすコーヒークリームが染み込んだビスキュイ、チョコレートガナッシュ、コーヒー風味のバタークリームが絶妙なハーモニーを奏でます。
このガトーはオペラ座のステージをイメージして作られていると言われています。
・フランボワーズのルリジューズ
“修道女”の服装からヒントを得たとされるフランスの伝統菓子。
ピンク色のクッキーと一緒に焼き上げたシュー生地の中に、カスタードクリームとフランボワーズコンフィチュールを詰め、愛らしく爽やかな味わいに仕上げました。
[セイボリー(中段)]
・ミートボールの煮込み リンダ・ルーラーデン風
『リサとガスパールのクッキングブック』のレシピを元に作ったミートボールを、ゲオルグ氏の出身地であるドイツの伝統料理風にアレンジしました。
・華やかなサラダと彩りお豆
北海道産の4種の豆を添えたカラフルなサラダです。
[セイボリー(下段)]
・パリジャンサンド
パリで定番のハム、エメンタールチーズ、サンドイッチを、クロワッサンを使用してアレンジ。コルニッション(小型キュウリの酢漬け)がアクセントとなる、サンドイッチです。
・キッシュロレーヌ
フランスの郷土料理、キッシュロレーヌ。オニオン、ベーコン、チーズを入れて風味豊かに焼き上げました。
・ほうれん草とピスタチオのケークサレ
ほうれん草の緑が美しいケークサレ(塩味のケーキ)に、ハーブで香りづけしたマヨネーズが味のアクセントになっています。
・リサとガスパールのピザパン
作者の好物であるピザを、リサとガスパールに見立ててご用意しました。オリーブ、モッツァレラ、バジル、ピザソースを白と黒の2色のパンで包んで焼き上げています。
[ベーカリー]
・リサとガスパールのパン・オ・レ
パン・オ・レ生地をベースに焼き上げました。ガスパールにはココアを練りこんでいます。
・プレーンスコーン
※アフタヌーンティーのチョコレートやピザ、パンでご用意するリサとガスパールのキャラクターに見立てたメニューは1名につきいずれかを提供されます。ご指定いただけませんので、予めご了承ください。
ランデブーラウンジ(本館1階)
期間中は、オリジナルストーリー「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」をもとに描き下ろされた作品1点を展示します。
時間 | 11:00~20:00(ラストオーダー19:30) |
予約・問い合わせ | 「ランデブーラウンジ」 03-3539-8045(直通) |
※価格は消費税込・サービス料別
リサとガスパールのシブースト ¥3,000 ※紅茶またはコーヒー付
パリ・サントノーレ通りに店を構えていた菓子職人、シブーストさんが考案した伝統菓子“シブースト”をリサとガスパールに見立て、白と黒の 2 色で仕上げました。
バニラのクリームとベリーのコンフィチュールを詰めた白のシブーストはリサを、カカオ生地にチョコレートのクリームとヘーゼルナッツのムースを詰めた黒のシブーストはガスパールをモチーフにしています。
リサとガスパールをプリントしたチョコレートが可愛らしいオリジナルペストリーです。
リサとガスパールのカクテル été 2021
アルコール ¥2,200/ノンアルコール ¥1,980
夏の代名詞であるスイカを使用し、「リサとガスパールの夏」をイメージしたカクテル。
スイカのフローズンにシャンパンを注いで、暑気払いにぴったりな爽やかなカクテルです。
ノンアルコール仕立てもご用意しております。
宿泊プラン
「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」アフタヌーンティー&ステイ
インペリアルラウンジ アクアにて「リサとガスパールのアフタヌーンティー 旅“TABI”PARIS-TOKYO」を、ランデブーラウンジにて「リサとガスパールのシブースト」の両方を楽しめる食事付で、リサとガスパールの世界を存分に味わえる“リサとガスパール尽くし”の宿泊プランが用意されています。
本プランの利用客には、本企画オリジナルのアート作品2点が描かれたマグカップと、3枚セットになったオリジナルポストカードの特典が付いてきます。
期間 | 2021年7月1日(木)~2021年8月30日(月) |
部屋タイプ | [本館]スーペリア(32m2) |
料金 | 1泊2名 74,300円(消費税・サービス料込) |
特典 | 限定デザインのマグカップとポストカード(3枚セット)を一人1つずつ |
予約・問い合わせ | 帝国ホテル 東京 客室予約課 03-3504-1251 (平日9:00~19:00、土日祝日9:00~18:00) |
※予約は宿泊の3日前15:00まで。
※インペリアルラウンジ アクアのご利用は、到着日の 14:00~17:00、ランデブーラウンジの利用は出発日の11:00~19:30。
【リサとガスパール】
リサとガスパールは、フランスの絵本に登場する、うさぎでもない、いぬでもない、キュートなパリの住人。ほわほわの白いボディにつぶらな黒目、赤いマフラーがお似合いなリサ(左)と、黒いボディに青いマフラー、赤いお鼻にくりくり瞳のガスパール(右)。
リサは好奇心いっぱいで、ハプニングがおこっても「わたしってあったまいい!」とトラブルを乗り切っちゃう、おしゃまな女の子。ガスパールは転校生のリサのことがはじめは気に入らず、とっくみあいのけんかもしたけど、やさしくて、ナイーブな男の子。人間の学校に通って友だちはいっぱいだけど、とくべつ仲良しな2人は遊びもいたずらもいつも一緒です。
日本では現在まで計40タイトルの絵本が発売、累計部数は約200万部以上に及びます。絵本の作者は、アン・グットマンとゲオルク・ハレンスレーベン夫妻。二人は『リサとガスパール』シリーズを1999年に立ち上げ、アン氏が文を、ゲオルグ氏が絵を担当しています。
【作者 アン・ゲオルグ夫妻からのメッセージ】
今回、杉本料理長とこのプロジェクトをご一緒することができて、とても嬉しく思います。お会いしたのがオンラインだったのは残念でしたが、杉本料理長と私たちの素敵な繋がりができました。
料理長の作るお菓子は素晴らしいものだろうと思いますし、多くのお客様がその味を楽しんで、そしてゲオルグが描いたリサとガスパールの絵もご覧になって、この素敵なコラボレーションを楽しんでいただけたらと願っています。
【帝国ホテル 第14代東京料理長 杉本 雄】
1999年に帝国ホテルに入社後、
2004年に退社し渡仏。ヤニック・アレノ、アラン・デュカスなど世界的な料理人のもとでシェフを務めた。
2012年には、フランスで最高の権威を誇る料理コンクール「プロスペール・モンタニェ料理コンクール」で日本人初の優勝。また、シャンパーニュ・メゾンのテタンジェ社が開催する「ル・テタンジェ国際コンクール」フランス大会で優勝、インターナショナル大会で第2位を受賞。
2017年に再入社し、宴会調理のシェフを経て、2019年4月に東京料理長に就任。